ギラン・バレー症候群になった日(8:経過)

hachimaki

写真は大学時代からの友人U君がお見舞いにくれた”闘魂はちまき”。リハビリがんばってとのこと。看護師たちにもウケたw 前話の最後になんとかお箸が持てるようになったと書いたが、同時にペンも軽く握れるようになった。11/23からのメモ書きはこれまでより読みやすい(笑)

外泊から戻った翌朝11/24(月)、頭痛が酷くて朝5:00ごろに目が覚めた。あまりの痛さにナースコール。ロキソニンを飲んで少し落ち着いたが、9:00ごろにはまたズキズキジンジン。6時間の間隔をあけないといけないので我慢。看護師がアイスノンを持ってきてくれたが何も変わらず。11:00にもう一度ロキソニンを服用後、少しおさまってくれた。
治療が終わる頃から発生した頭痛や肩、首の痛みは、日々その度合いは違えど、しばらくの間私を苦しめることになる。

さて、四肢の案配はというと、昨日より今日、今日より明日というように日々良くなっているとは思うが、目に見えて良くなっているという実感はなかった。
ただ、やってみてできるようになったことと、いつの間にかできるようになっていたことがあり、自分でも気付かないこともあるんだなあと。
また、動けるようになってくると出来ないことの多さにショックを受けたり、イライラしたりするものだが、リハビリ科のPT、OTの療法士さんたちと話をすると不思議と癒された。

私のようなリハビリ医療素人が言うのはおかしいのかもしれないが、リハビリ現場にはあらゆる状態の方がいらして、それぞれに焦燥、不安、絶望、期待、躍動といった感情が渦巻いている。
そういった感情を持つ患者さんたちを勇気付け、励まし、時にはダメ出ししたりしながら回復のサポートしているのはすごいなあと感心しきりだった。私のPTの先生(女性)は元都銀の銀行員という経歴で趣味はマラソン。共通の話題が多く話は盛り上がる。リハビリ行くのが楽しみになるってことはいいことだ。

そんな数日の経過、
・右手の手のひらが中指あたりまでピンと張るようになった
・寝ている状態で右腕が45度まで上がるようになった
・何とか一人でTシャツを着ることができた
・15段の階段を手すりを掴まず2回昇降できた
・トイレ時のパンツの上げ下げもだいぶスムーズに

こうした経過と外泊時の家庭生活の状況を担当医と話し、いよいよ退院が決まったのだ(嬉)。

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