新たなスタート、掲げたのは「心地良いショッピング体験」

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photo by Josh Felise

本日3月1日から私が所属する会社は新しい期が始まったと同時に、私自身、新部門としてのチャレンジもスタートしました。
EC事業だけではなく、横串で全社のデジタル戦略を考えていくチームも新たに作り、チャレンジしていくことになりました。
新組織の名は「デジタル戦略部」。
私の友人筋にとってはまったくと言っていいほど目新しさがない部署名ですが、あえて「デジタル」と冠したのには「当社はこの部分で遅れている。経営課題は今ここにあるんだ、みんなちゃんと理解してください」という経営サイドの意思が表れたものだと勝手に解釈しています。

先週、全店舗の店長たちが集まり、いわゆる全社大会的なものがありました。
そこで新部署の新部門長ということで挨拶をさせられたわけですが、私がみなさんにお話したのは次の通り。

目指すのは「心地良いショッピング体験の提供」その目標を実現するためには、会社が持つ経営資源や資産、つまり、従業員のみなさん、店舗、システム、ECサイトなどなどが自らの意志を持って有機的につながっていくこと。それが叶ったときに、お客様に満足のいく心地良いショッピング体験が提供できると信じています。結果、会社の売上と利益は最大化するのです。

その時にちゃんと理解してくれてた社員がどれくらい存在するのかわかりません。
本音を言うと、何かご質問はないですか?と壇上で聞きたかったのですが(笑)そういうわけにもいかず、挨拶を終えました。
ただ、その後の懇親会で、数名の方から「うちも変わるんですね」とか「大西さんと仕事がしてみたい」と言ってくれる方がいました。
お世辞にもそう言っていただけて響いた人はいたとホッとしています。

そして今日は他部署から新しくうちのメンバーに加わった方にメッセージを送りました。
みなさん、店舗中心のお仕事をされてた方ばかりで不安も大きいでしょう。
そうした背景もあり、心構えというか私との約束事として3つ挙げさせていただきました。

  1. 新しいことにチャレンジし、自己成長を遂げること
  2. 人の役に立つ人間になること
  3. 顧客視点を忘れないこと

なんだか、子供に言って聞かせるような内容かもしれませんが、異動のタイミングで、しかも完全なる未知との遭遇みたいな感覚になっている人にとって言えることは恐れずチャレンジしましょうということなんですよね。
面倒臭いこと満載な仕事が待っているのかもしれませんし、周りに「あいつら何言ってんだ」と言われかねない仕事かもしれません。それでも新しく作ったチームはあるゴールのために進んでいくしかありません。すべては「心地良いショッピング体験」の提供のために。

旧来型の小売業は未曾有の危機に陥っていると言っても過言ではありません。特に自社が提供する商品群は暮らしを豊かにするものが中心なので、お客様のお財布事情と心づもりに大きく左右されます。正念場が続く業界ではありますが、変革の時は今しかないと思ってますし、進化できない者は生き残れないわけで、新たなチャレンジにワクワクしながら、楽しんで仕事してみたいとあらためて思っています。

お客様も私たちもHAPPYに!

今後ともよろしくお願いいたします。
2016.03.01

マンション理事長のお役目終了

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photo by Benjamin Child

昨年11月に就任したマンションの理事長業務が本日ようやく任期満了でその役目を終えました。
まあふつうに考えれば、輪番で回ってくる理事なんて何ら問題ないでしょ?っていう感覚がある方もいらっしゃるかもしれませんが、当方はタワーマンションでもなく27世帯とそんなに多くないマンションなのと7期目という、そろそろ何かしら起きてくるよね?的な段階の理事会を過ごさせていただきました。
前期からの申し送りで厄介そうなのが残っていたことや2期目から懸案事項となっている駐輪場のことや昨今の杭打ちの確認なんかもあり、予想以上に忙しい一年だったかなと思っています。
今日の総会では一筋縄ではいかなそうな案件がいくつかありましたが、他の理事さんや組合員のみなさまのご協力で建設的な話し合いもできたと思っています。昨年よりは良い出来だったのでは?と思ったりしていますが、関係者のみなさま、本当にありがとうございました。

積み残しと私が最後に関わっていたことがあるため、次期理事会にもサポートとして入ることになりそうですが、この一年、理事会に関わり、理事長として動いてきて感じた事は、やはり「自分ごととしてあれこれ考えることができなければおもしろくないな」ということです。
マンションの理事会なんて、、、と思っている方は本当に多いと思います。そういう人に限ってという言い方はしませんが、陰で文句言ってる人も当然いらっしゃいます。でも、自分が住んでる家のことなんだから、みんなで決めないといけないことくらいは関心持とうよ、と思ってしまいますね。
今日総会を仕切らせていただきましたが、ずっと懸案だった駐輪場増設の話題では、みなさんからあれこれとアイデアをいただきました。しかも独りよがりの意見ではなく、みんなのことを考えた前向きな発言です。
こうした前向きな意見は理事会メンバーにも勇気を与えますし、会の運営がスムーズになります。

一年前は「ああ、とうとう回ってきたか」と思ってましたが、今日の総会を終えて私自身が「次の理事会をサポートできるならしたい」と思う境地に至ったのは自分でも不思議ですが、自分ごととしてこれからも考えていきたいと思ってます。

でも、今は解放されてホッとしてますね。これ、本音。

EC事業への登用とか採用とか

NP通信での連載第3回がアップされました。

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本テーマ「EC時代を勝ち抜く人財育成と組織マネジメント」の最終話は「ECを成功に導く巻き込み型チームビルディングと人財育成のポイント」と題して、他部署からECへの登用者とのコミュニケーションや採用時のポイントなどを考えてみました。

本編最後にも述べていますが、ECと言っても運営するのは人です。
何かと便利なツールがあり、効率よく多くのことができるようになってもジャッジするのは人なのです。
そこをきちんと理解して組織を作って、事業と人の成長を考えていきたいものです。

このテーマは永遠に続く課題だと思いますし、多くの方と意見交換したい。
しばらくウォッチしていきます。