ひさびさにリハビリへ。早くゴルフやランニング生活に戻りたい!

Maëlle_Caborderie
(Photo:Maëlle_Caborderie)

久しぶりに病院へ。43日ぶり。回復状況の報告と最近調子が悪いところを説明して、自主訓練の方法を教えてもらうのが目的。どうも左右の肩のバランスが悪い。肩と腕のジョイント部分が痛くてうまく肩を回せない。ひとしきりマッサージを受けて、ストレッチのやり方を教わった。

あと、行くと必ず計るのが握力。
だいぶよくなってるんじゃないかなあと期待しつつ「むぎゅーーーーっ」と。
結果は↓の通り。
右:16.5kg,左:8.5kg
ちなみに
右:14.9kg,左:6.4kg(2/12)
右:5.0kg,左:0.0kg(12/2)
約1ヶ月半で右は10%、左は33%のアップ率といったところ。
意外と回復が遅い(比較対象がないので何とも言えないのですが)。

ギラン・バレー症候群という病気を発症したのが4ヶ月半前。
足腰、体幹はホント良くなって、小一時間歩き回っても大丈夫だし、短い距離をかる〜く走ったりできるのに、腕力と握力はまだまだ小学生低学年並というのが現実。
リハビリテーション科の部長さんの話だと、私のようなオッサン男性がストレスなく仕事や日常をこなすには左右とも20kgは必要。右がもう少しか。。。
2/20に実に3ヶ月ぶりに自分の力でペットボトルのキャップを開けることができたときは自分でも驚くほど喜んだ。が、コンスタントにペットボトルのキャップが開くわけではない。
皿洗いをしようとすると左手でお皿やカップが支えきれない。
筋力が低下しているため、生活の中でのさまざまな場面で手が攣ったり、足が攣ったり、腹筋が攣ったりする。そういう不便さはまだまだ解消していない。

正直なところ、抱えている不便さは決して心地良いものではない(当たり前)。できることが増えてきたら今度は次の欲求が出てくるため、壁にぶつかってはストレスを感じる。あまり「鬱」は感じたことがないが、長引くとおかしくなるだろうなあなんて思ったりもする。ただ、焦っても仕方がないので、自分の中で目標設定し、その目標に向かって回復メニューをこなしていくしかない。

今の自分の目標は以下の3つ。

  1. 6月までにはゴルフに行けるようになる。
  2. 7月にはTシャツで外に出られるよう筋肉を回復させる。
  3. 12月か来年の1月にはハーフマラソンに出場する。

生理的欲求なのか自己実現なのかわからないが、これらの目標を達成することを今は目指してます。
家族や友人もそんな溌剌とした私を早く見たいはずだ!
という勝手な気持ちを強く思いながら前に進んで行きます。

腕時計はファッション、加熱するスマートウォッチの本命は腕時計メーカーであるべき

腕時計は家電製品ではなく「ファッションアイテム」。
ウェラブル端末の本命としてスマートウォッチ界隈が加熱してますが、何が出てこようが私はずっとそう思ってます。

携帯を持つようになり、めったに腕時計を着けることがなくなったのですが、それでも良い腕時計が欲しいなあといつも思ってますし、たまにお古のスピードマスターのネジを巻くこともあります。それは腕時計が自分の個性を表現するアイテムだと考えているからです。
そうは思っていても腕時計への関心はどんどん薄れていたのですが、数年前からウェラブルデバイス端末の話が出始め、メガネ、腕時計がその主役の座を射止めようとグイグイと業界を引っ張ってきました。その頃から見ていたデバイスとしてのスマートウォッチの世界はとにかくガジェット感満載で何もセクシーじゃない。これじゃあ要らない。そんなものばかりだった気がします。

そんな中、4月24日発売と発表されたApple Watch(アップルウォッチ)により、ウェラブルのド本命とされていたスマートウォッチは一気に加速し始めましたわけですが、なんとなくピンとこない。
Apple製品が好きな私も触手が動きません。まったくもってセクシーさがない。しかも満充電で18時間しかもたないバッテリー。仕様を詳しく見ていないのでバカなこと言いますが、寝るときに睡眠深度などを計測するなら着けて寝るわけですよね。そうするとバッテリーが少量だったら寝ている状態でアップルウォッチを着けた上にさらに充電ケーブルもコンセントとつながっているという状況があり得るんですね?(ホントかな)だとしたらもはや私は人間じゃなく管理されたロボットみたいな感じです。その姿はあまり見られたくない。

なんてことを思っていたら、先週、スウォッチがスマートウォッチを発表
おお!と思っていたら、スイス・バーゼルの時計見本市「バーゼル・ワールド」ではタグ・ホイヤーやブライトリングなどもスマートウォッチ参入を発表したではありませんか(日経電子版記事)。そうそう、餅は餅屋だよ。腕時計がいくらデジタル領域のプロダクトに進化していると言っても、身に着けてセクシーな腕時計は時計屋が作らないと!
デジカメもカメラメーカーのものが好きですし、やはりAppleが先進的とはいえ、時計メーカーの作るスマートウォッチのほうが気になります。週刊アスキーの記事読んでるとワクワクします。

これで腕時計市場がもっともっと活性化しますね。ホッとしましたし、買う気も起こってきました。
でも、自分があまり腕時計を身に着けなくなったせいか、腕時計市場は右肩下がりなんだろうなあと勝手に思ってたのですが、全然違ってましたね。矢野経済研究所の調査結果をみると。

参考までに貼っておきます。
国内時計市場に関する調査結果2014(PDFが開きます)

国内時計市場に関する調査結果(矢野経済研究所より転載)

国内時計市場に関する調査結果(矢野経済研究所より転載)

結果にコミットする加藤公一レオ氏「100%確実に売上がアップする最強の仕組み」を読んでみた

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本日もまたまた読後レビューをひとつ。
ネット広告&ネット通販の世界では知らない人がいないと思われるほどのマーケティング芸人・加藤公一レオ氏の8年ぶりの新刊「100%確実に売上がアップする最強の仕組み」を読んでみました。

本題の前に思い出話を。本人が覚えているかどうかわかりませんが、レオ氏と初めて言葉を交わしたのは2008年。福岡で開催された日本通信販売協会(JADMA)主催の通信販売基礎講座の会場。彼はまだADK九州に在籍していて会場に遊びにきていた(失礼w)と記憶しています。私は某通販会社を辞め、WEB制作会社でECコンサルの真似事をやりだしたころ。その日は「eコマースを成功に導く正しいSEOの考え方とは」なんてことを恐れ多くも喋っていたのです(怖)。そのころからたまにお会いして軽くお話したり、彼の講演を拝聴したりするぐらいの関係ではありますが、レスポンスの魔術師としての彼の実績と素晴らしさは十分存じ上げているつもりです。

さて、本書について。講演タイトルさながらの挑戦的なタイトル。なにせ「3年連続日本一の”レスポンスの魔術師”が2時間50万円のコンサル内容を初公開!」との触れ込みだもの。何のレースで日本一になったのかわからないし、素人が触ると間違いなく火傷しそうなタイトルです(笑)。
レオ氏の講演を聴いたことがある方が本書を読むと、感じると思うのですが、目の前でレオ氏が喋っているような感覚になります。学術書でも参考書でもなく、なんというかレスポンス広告の極意に関する事細かなインタビューに身振り手振りで答えているような光景が浮かんでくるのです。

冒頭からトップギア気味のテンションの中、なぜ今この本を書いたか、みんなが知りたい本当のことは何なのかを読者に問いつつ、その答えを惜しげもなく披露しています。そう。事業者で通販に従事する者やその上司、経営者はテクノロジーやトレンドを知りたいのではなく、どうすれば1円でも多く売上が上がるのか?なのです。
そのニーズに対して本書は、レオ氏が競合激しい九州単品通販業界の中で生き抜いてきたことすべて(ではないかもしれないが)をその答えとして正々堂々と述べている本といって良いでしょう。

本書は公開カンニングシートとしての役割を持つが、その「惜しげもなく」披露されていることは、逆にレオ氏に本当の商売をもたらすものだと思います。私は情報をオープンにする人にこそ真の情報が集まってくると信じているので、ノウハウをオープンにすることでレオ氏のもとには通販企業の真の課題や悩みが入ってくるのでしょう。

しかし、本書はほんとに良くできたカンニングシートだと。業界や商材によって多少チューニングはあるでしょうけど、ネット通販の場合、本質的なことは何ら変わらないので、これだけ細かい戦術が公開されていると、自分たちの環境に合わせていろんな実験ができますね。私もいくつかすぐに試してみたいことがありました。細かいことは本書を読んで感じていただきたいが、クリエイティブ最適化理論とメルマガではなくフォローメールの考えはみんな実践するべきですね。

最後の章(第8章)では「大成功する広告代理店とのつき合い方22か条」という、これまた既存代理店に喧嘩を売っているような内容が書かれているが、自分自身のことも懐かしみながら読ませていただいた。ここで書かれていることはすべてのパートナーとの取り組み方に他ならないと思います。

レオ節、十分堪能しました。「なるほど・ザ・レオワールド」といったところでしょうか。こういうのを読むとまたネット通販の世界が楽しくなります!