エスカレーターのマナーとローカルルールがわかった

日経の裏読みWAVEにあった記事を読んですっきりした。
それはエスカレーターにまつわる話。
記事はコチラ(片側空け→歩行禁止 マナー変わる?エスカレーター)

この記事によると、エスカレーターはそもそも公共の階段よりも急勾配で歩かず立ったままで手すりにつかまっておくのが正しい乗り方。
じゃあいつから現在主流の「片側空け」が始まったのか、その起源が英国だったことや日本では大阪万博のときに国際マナーの導入と称して歩く歩道の片側を急いでいる人に譲る英国式が取り入れられたそうです。片側空けの導入は、英国→大阪→東京の順だったということもおもしろい。

この部分だけだと「ふ〜ん」って感じですが、この記事、割とみんなが知りたいことまで掘り下げてくれている。それは右側空け、左側空けのルールが地方や国によって異なるところ。
よく東京と大阪では左右の空け方が逆(東京は右空け、大阪は左空け)というのは多くの人が知るところですが、京都や滋賀では場所によって左右がバラバラだったりという印象もある。出汁の濃さが変わる境目が関ヶ原あたりと聞くから、エスカレーターもそうなのか?と思いきや、福岡や熊本は東京と同じ右空け(左立ち)。

国によっても異なるようで、読んでおけば海外旅行や出張の際も迷わない!(少々おおげさかw)
自動車のハンドルは日本と英国および旧英国領だけが右ハンドル(左側通行)であとは左ハンドル(右側通行)なので、エスカレーターよりはずっと簡単ですね。

豆知識ということで。

リハビリ自主訓練メニュー(その後)

現在の私は毎週火曜日に関東労災病院のリハビリテーション科に通院し、その他は自主訓練メニューを日々こなしながら完全復活を目指しています。
ギラン・バレー症候群によって奪われた私の筋力の回復は思いのほかゆっくりで、少し階段をのぼったと思ったらしばらくは平坦でまた少し階段をのぼるという感覚。

今はほぼ毎日軽い筋肉痛や筋の張りがある。そのため力むとすぐに攣る。
自分でも驚くぐらい攣る。割と厄介。

ではどんな運動を行っているか、分類すると3つ。

  1. 体力面の向上
  2. 肩、腕の整理/回復運動
  3. 体幹の回復

体力面というのは持久力。ウォーキングと軽いスクワット。
ウォーキングは40分〜60分、スクワットは20回を5セット、現在の体力ならどちらか一方を行えばよい。
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肩、腕の力を整理する運動はエクササイズ用に販売されているゴムバンドを使用。力がないのでバンドの強度は一番弱い物を使っています。これで三角筋や大胸筋、上腕部などを鍛える。鍛えると言っても今の私はダメになった筋肉を蘇生させるという感じ。
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最後は体幹。
寝転がった状態から起き上がるのも一苦労だったことから比べると今はずいぶん回復しているものの、すっと起き上がることができないのは体幹が弱い証拠。腹筋マシーンで足だけ使った腹筋をしたり、下の写真のように四つん這いになって、片腕と片足を同時に上げてバランスを取るようなトレーニングもやっています。
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このリハビリで難しいのは「やりすぎ注意」であること。
よくなってきたらついつい負荷をかけてしまいがち。その方が早く回復するんじゃないかと勝手に考えてしまうのだが、やり過ぎは良くない。次の日しんどくて何もできないというのは避けるべき(←これ、自己反省)。

回復状況は数値化できないので、通院時には必ず握力を測定し、回復の目安として考えている。昨年11月14日の入院以降ずっとゼロだったが、昨年12月22日にようやく左5.4、右8.1に。しかし1月6日はほとんど変わっておらず、ちょっとがっかり。
と、まあ、驚くようなスピード回復は望めないが、こうしてパソコンさわるのもリハビリだし、やれることを一生懸命やりながら気長に行きます。

ブログ再開

放置していたドメインを更新したきっかけでブログを立ち上げた。2006年4月にアメブロでブログを始めたものの、tumblrやtwitter、Facebookなどの出現もあり、2012年ころからはほぼブログ更新しなくなった。
でもまた再開(しかもドメイン変えて、Wordpressにして)したのは、気まぐれ以外の何者でもないのだが、昨年末に自分を襲った病が原因なのか、何かを残しておきたいと思う気持ちが強くなったせいかもしれない。まあ緩くお付き合いいただけれと。

古道具屋で見つけたタイプライター